独身シニアの急死
親戚の独身64才男性が、急死した。
死後半日たって発見され、死因は肺炎。
彼は独身、一人っ子で、両親も亡くなっている。
それ程親交がないが、彼と数ヶ月前に話しをした。
身寄りもなく、警察から彼の連絡簿を見て電話が来た。
驚きの中、遺体の本人確認をした。
深夜に面識のない母方の親戚に連絡を取る。
納骨のみ実施するか悩んだが、彼は社会活動を頑張っており、地域のみなさんと見送ってあげることになった。
親族4名で、経費負担覚悟の上、葬儀を実施。
後日調べたら、独身、子供がいない、兄弟がいない、両親が亡くなっている時の法定相続人はいない。
遺言がなければ、彼の資産は国家の物。
64歳では、まだまだ自分の死を考えれない。
孤独死の調査によると(ニッセイ基礎研究所)
最も発生確率の高い 65-69歳男性でみれば、死者 100 人のうち 8.36 人が死後2日以上、5.69 人が死後4日以上、3.90 人が死後8日以上経過して発見されるという実態がある。
http://www.nli-research.co.jp/report/gerontology_journal/2011/gero11_014.pdf
65歳から74歳までの男性の孤独死が多い!
高齢化、無縁化がすすむ社会で、孤独死が問題になっている。
終活は、知人に迷惑をかけぬ、最後の人生幕引きの準備だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E6%B4%BB
なっちゃんパパ